引越しにまつわる話
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三月も最終週になりましたね。
世間では 新生活に向けて 転出やら転入やらで 引っ越し業者さんも
大忙しではないでしょうか。 かき入れ時ですよね。
さて、私が結婚したころ、三ケ月で 夫は単身赴任になりました。
土木関係の仕事をしていたので 辺鄙な山奥に道路を作ったり 橋脚を作ったりで
一緒に行動することができませんでした。 買い物に不便だということで。
ひとり残された私は 気が気じゃなかったですよ~。
ある時、夜に 雨戸を閉めるのですが 朝、雨戸を空けると女性ものの下着が
ハンガーに吊るしてあるのです。 パ・・・が。
最初のうちは なんと滑稽なことをしてくれるのだろうと思っていましたが、
敷地内に入ってきたと思うと 気持ちが悪くなり 眠れなくなりました。
門に 自転車でバリケードを作ったものの 夜中には 倒して入ってくるのでした。
交番に届けると 『気を強く持って・・』と 言われるばかりで防衛する術がありません。
そんなこんなしているうちに また 転勤命令が下りました。
今度は、一緒に動けるようになり・・。
が せっかく できた友人と別れるのが不満で
ケンカをするようになったのです。 (今思うと なんと我儘なと思うのですが)
新天地に引っ越しをすることになり ストレスは募るばかり。
とうとう 家出を決行。道を トボトボ歩いていると 途中で 隣家の奥さんと遭遇。
夕方ということもあって 『 話を聞いてあげるから』と
ひき止められて 引き返すことになったのです。
隣家で 様子を見ていると 夜になって 電気が消え 私のことなど眼中になかった
のです。 夫が 探してくれるもんだと思っていたのに。
私の 家出決行はなんだったのか?と 地団太を踏んだものでした。(アホくさいね。)
なので、 『出ていくのは あなたね』 と 学習することになりました。
その後、引っ越しと言われると どんな人と巡り会えるのだろうと
気持をリセットできるようになりました。
引っ越しに まつわるお話は まだまだ あるのですが 機会があったら
また書こうかなと思います。
引っ越し貧乏とよく言ったものですね。
引っ越し手当がついても そのなかでは
おさまらなかったっけ。 【イラストAC】
きょうお誕生日のかたおめでとうございます
読んでいただき有難うございました
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