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                                              　孫が中学受験に、失敗した。

               　　　　　『残念だったね』とだけ息子に言って黙っていた。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　孫には　受験に触れず　『はい、プレゼント』と言って

　　　　　　　　　　チョコとポテチを渡した。 せめてもの　慰めのつもりで。

                       
　　　　　　　　　　受験を体験することによって、得るものがあると思うけれど

                      　　　　それでも　　合格か不合格かの　どちらかである。

                  　　　不合格になった場合の　落胆ぶり　今後の生活に及ぼす影響

            　　受かれば受かったで　電車通学をする危険性が　危惧され　心配だった。

           　　どこの親もそうだと思うけれど　受験となると　親がかりになるのは必至。

            　　日曜日もお正月も　本人は当然ながら　親の側にも無いのである。

           　　それを傍で見て、そうまでして中学受験をしなくても　という気持ちだった。

           　　しかし、当然ながら　言える立場ではないので　関与していない。

           　　
　　　　　我が子には　中学受験をさせないで　普通の中学に行かせた。

　　部活を通して、礼儀や思いやりを持つことを体験して欲しかったからでもあるけれど

　　勉強オンリーに　したくなかったし　頑強な体を作って欲しかったから。

　　不合格となった孫は　ショックを受けていたようだったが　　翌日になって

　　水を得た魚のようになっていた。　良かった。  立ち直りが早い、やっぱり子供だ。

　　心配は徒労に終わった。　なにも、心配することは　無かった。

      ♬　これでいいのだ～　・・♬　　　あれっ、どこかで聞いたような。

             外に出て元気に遊ぼうね。
　         風邪をひかないようにね。　　　　　　　　　　illust    AC
　　　

　　
　　　　　　　　　　 　　きょうお誕生日のかたおめでとうございます

　　　　　　　　　　　　  読んで頂き、ありがとうございました