風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

会いたい・・

沢田 知可子 の  ”  会いたい  ♪ ” じゃないけれど・・・。



近所の友達の奥さんと 久々に おしゃべりの時間を過ごした。


オリヅルランをあげたので、どうなったかなぁ・・と 訪ねたところ


                 『 あがっていって~ 』 と お茶に誘われた。


                   彼女のダンナさんは 5年前に 他界した。




『 夫が亡くなっての2年間は、本当の自分じゃなかったような気がする・・。』


『 息子がいたから、 ご飯支度もしなければいけなかったし、


 そういう意味では 助かったと思っている・・ 』  と。


                    空虚な気持ちや、 無力感が湧いてきても 


                    無理に それを 打ち消してきたのでしょう。






そんな 彼女は、 結婚する前 よく 手紙のやりとりをしていたという。


ダンナさんから貰った手紙を 大事にしまってあるけれど、 


恐くて  読み返そうという気持ちが 湧かなかったという。


しかし、 最近 片付けものをしているうちに その手紙を手にし、


                            読んでみたい ・・・ と。


    読んで もう一度  ” 会いたい ” と 思ったという。



すっかり気持ちの整理がついて  手紙と 対峙できるようになったのでしょう。


     そして こんなことも・・・。


『 息子にとっての 父親の死 と、 私 ( 妻 ) にとっての死は


全く 別もののようだ 』  と。


会いたいには いろいな かたちが あるんだなと思った。




♥  ご訪問有難うございます。 穏やかな一日でありますように ♥