風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

どちらの どなた様で(回想記)

行方不明のダンナが 夜中に ご帰還の様子。


(*行先も告げず 出かけるので行方不明と‥)


昼頃 起きてきて いつものように 口を開くでもなく・・


朝ごはん 兼 昼食のためにだけ 口を お使いのようで・・・。


私といえば 腹が立つわけでもなく 諦めムードで


<そんなに ガツガツ食うな ッ > と 後を向きながら 呟き


夫といえば 顔を 合わせようともしない。


仕方がないので せめて 行き先でも聞いてあげようと 仏ごころを出し 


『 どこへ 行っていたの ? 』 と 尋ねる。


返事は  地球の裏側から聞こえてくるように 遅れて 


『 野・・・』 と 返ってくる。


『えっ?』と聞き返しても 閉ざされし口は 開くこともなし。


あぁ ~ 、これが 全国的な 退職家庭の 現実 !! というものか ?


いや いや 会話を楽しんでいる 夫婦 だって、圧倒的に 多いはず。


楽しむ というより 普通の会話をしている・・と、訂正しておくことにして。



我々夫婦は、 四番茶でもないのだろうか。


と 亡くなった今 回想するのです。


               

  
                         
         先日、四番茶の話題を取り上げました
            一番茶は 新婚の頃で
                         二番茶は 5~6~年経った頃で
                 ・
                 ・
            四番茶は 熟年の頃で
                     
                         立ち寄って頂きまして
                             有難うございます