風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

腎臓病入院 (最終記 4)

ダンナが入院している病院で、食事指導を受けた 。


そんなの、”本人に 言ってよ~” と 思ったけれど


” 料理長の出番ですよ・・” と、 言われて 仕方なく・・・。


なんのことはない、食べて NGのものなど 無いのだ。


要するに、食べ過ぎないないように、ということである。



でも、腎臓病 には  水分・カリューム・カルシューム・塩分 の制限がある。


健康に良いとされる 玄米も。繊維食の代表のような 海藻類も ・・・。


乳製品も・・・、果物も制限。




ふだん、牛乳 がぶ飲みの ダンナ・・


果物も、てんこ盛り・・・。


『 そんな食べ方、良くないよ・・ 』 と、注意をしても


聞く耳を持たないダンナ・・。だった。




若い 食事指導の お姉さんの前で、『頑張りまーす。』と、素直な ダンナ。


ダンナ の 病気のせいで、わが身をふり返ることが出来た。


サプリメントも 栄養剤も、 勝手に 口にすることができるシアワセを 感じる。




透析をするための手術、  


動脈と静脈をつなぐ・・・、血液を大量に取り出すための 手術、 


シャント ?! というんだったかな 。


ビデオを見ながら 説明を受けた。


何度も手術を受けたと思われる 画面の中の 患者さん 。


ボコボコと 皮膚が盛り上がっている。シャント手術跡だ。


気持ちが悪くなってしまった。




病院の帰り、 昼食を摂っていないのに気づき 食べて帰ることに・・。


あの 映像を見たあとで、なんだか 喉を通りそうもないと 思いつつ


しゃれた 中華屋さんに 入った


” 思っていることと やることが 違うじゃん・・” と  言われかねないほど


のどに 麺が スルスル 落ちていく、 あぁ~、至福の念を 禁じえない。


思いっきり食べて ごみ~ん、という 心境。




以上 糖尿病発症から 腎臓病併発までの回想記をまとめてみました。


みなさんに糖尿病への関心を 深めていって欲しいとの思いで


また 夫が体験した苦痛を 味わってほしくない一心で


僭越ながら 書かせて頂きました。




                           



        
    読んで頂き有難うございました
        皆様にとって有意義な一日でありますように