風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

秋の日の罪

          

         

         


          
           遠い日の思い出、 社会人一年生の頃のお話です。


       姉が、おつき合いしている人とうまくいっていないとのこと


       私に、仲を取り持ってほしいというではないですか~。


       そんなそんな~、私なんぞ恋愛経験ないに等しいのに。


       しかし 悩んでいる姉を見捨てるわけにいかない。


       路上に捨てられた子犬か子猫を 拾ってくるのと訳が違うのに。


       案の定、私が仲介したせいで まとまるものも まとまらなかった。


     
       姉の彼に 『今 姉には好きな人がいるの』と 目の前のにして


       言ったのが 誤解を生じてしまった。


       好きな相手とは 「目の前のアンタ」のことですよ。


       彼は すっかり他に 姉には好きな人がいると解釈したのね。


       誰でも そう思いますよね。『今 姉には・・』なんて言ったのですから。


       その後 姉と彼は じっくり話あって 完全に別れてしまった。


       だから 私じゃダメだったのよね~。えへへ・・ 後の祭りだった。


       いやいや、私だって真面目に取り組んだんですよ~。


       なにせ、話の流れで思いも寄らぬ方向へいったんですもの。


       それ以来、私に声がかかることは無かった。


       それでいいのだ~♬  それでいいのだ~♬ 


       秋の日の思い出、 姉には悪いことをしたなぁと思っています。


       もう、時効ですよね。





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                                                            いかがでしょうか