風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

妹の苦悩

      


                                        

                                       



         県外に住んでいるのは、 四人姉妹のうち私だけ。


              末の妹から電話がきた。


          『  いつもの アレが始まったみたい  』 


            アレとは、鬱っぽい症状のことである。


   
   
                                  姉は、末期がんである。


   妹は 姉の手伝いに借りだされ、それなりに忙しくても、 姉と外食などして


   楽しく生活していると思っていた。 


   しかし、自ら進んで 手伝いに行っているわけではないという。


   義務感のようなもので 手伝っているという。 疲れがでてきたんだね。


   部外者の私は たまに手伝いに行くけれど 期間限定なので気にならない。


   妹にとっては エンドレスなのである。


  『 気持ちは良く分かるけれど、悔いが残らないように手伝ってね 』と


   言うしかない。 


   遠く離れている私が ズルく思えてくる。 


   妹に『 尽くしておけば、きっと良いことがあるわよ 』と なだめる。


   なるべく お手伝いに行ってあげないとなぁ・・と思うけれど、ままならない。


   どうしたら良いものやら。


   ( あっ、テンションが下がりました~? ごめんなさ~~~い )




                     スマホケース(手帳型)



                  
            読んでいただきありがとうございました



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