風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

角つきあえば水は涸れる

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 今日のお話は 楽しいお話ではありません。


心が寂しくなるかも知れませんので 読むかどうかは ご判断くださいね。




「譲りあえば水は流れ、角つきあえば水は涸れる」
                         「精霊流し」さだまさし



そう、角をつき合わせることになったのです。


それは・・


私が 階下から二階に室内電話をしたところ 息子達は 聞こえないのか反応がない。


また コールしたが 反応がない。


先日も 同じようなことがあり 私は キレた。


(しかしなぁ、 いつも息子が電話に出る というルールになっているのだろうか。


嫁は、そばにいるだろうに 電話に出たことはない・・ような気がする。)


日頃の鬱憤もたまって、このことが発火点になり 親子けんかが 勃発した。



買い物に出るとき ショッピングカートをひいて歩いて行くのは 私である。


息子や 嫁は車で出かける。エアコンを効かせた 涼しい車で・・。


足腰のために 歩いて買い物へ行こうと決心したのは 私である。


しかし この暑さの中を歩くのは しんどい。



売り言葉に 買い言葉を並べたてているうちに 息子の口から信じ難い言葉が飛び出した。


『そんなに しんどいなら 施設に行ったらどうだ?』


『暑いから 車に 乗せていってあげるよと 何故 言えない?』


お互い 優しいことばなんて もはや 出てこない。



数日が経ち 「水は 流れた」


息子が 『言い過ぎた』と 反省の言葉を放った。 


私も 情けなくなった。


いい年をして キレなければ 罵倒されずに済んだものを。


親子なので 和解したように思える、が、それでも 後味が悪い。


親子であるがゆえに 「辛辣」という「水」が 流れた。



あ~、愚痴ってしまった。




   親子けんかはするもんじゃないですね。
 反省!



              きょうお誕生日のかたおめでとうございます


               読んで頂き有難うございました。