風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

髭にまつわる話

                                     

                                    


  雨雨ふれふれ 母さんが・・♪ と 小学生の頃 学校へ迎えに来る母を


         首を長~くして待ったものだった。


  洋服業をしていたので いつも 来るのは 遅く 不安にかられたものだった。


さて お店には 雨の日になると 白い顎髭をはやした仙人のようなおじいさんが


来ていた。店の奥のほうに で~んと構えて 長椅子に腰かけていた。


「当たるも八卦当たらぬも八卦」の 占いをするおじいさんであった。


ある日 私が通りかかると 母に こう言ったそうだ。


『あのお嬢さんは あんまり 長生きできないな、気をつけてあげて』と。


母は 気味悪がっていた。そのことがあって 間もなくして 私は疫痢にかかり


死ぬ目にあった。 三日三晩意識がないほど 高熱にうなされていたという。


両親は生きた心地がしなかったであろう、けれど 幸いにも 生還?した。


まんざら 嘘ではないものの 仙人おじいさんの八卦は


当たらずと言えど遠からずであった。両親は 胸をなでおろしたことだろう。



ところで 髭について 興味深い話がある。


昔 アレキサンダーの時代には 皆が髭を生やし 


世界で一番先に髭をちょん切ったのは  アレキサンダー大王だという。


また ギリシャでは 毛は汚いものと みなされていた。


中国では貴重なものとされ 徳のある人がもうけるものとした。


剃るのは 父母の死とか 一身上大きな異変が生じたとき、それ以外は許されなかった。


朝鮮では 嫁にいく前夜に ○毛を抜くという習慣があったという。


現代はどうなのであろうか。



さて 髭を生やしている皆さんは 髭の手入れは どうされているのでしょうか?


シャンプーをしたついでにシャンプーをし リンスでもするのでしょうか・・と 


馬鹿なことを考える私である。




     ちょいと雨宿り・・                      【イラストAC】

 ⚡は ごめんだ



             きょうお誕生日のかたおめでとうございます


                有意義な 一日だといいですね。