風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

追憶にふける

       



                                   


           残照を頬に受けて 海辺の学校から帰宅した。


           部屋には 豆電球が ひとつ点いていた。


       教師として 単身赴任をしたのは 23才のときだった。


        冬は 横なぐりの吹雪に髪まで凍り 夏は ”やませ” で寒かった。


       そんな私の楽しみは 週末 実家に帰ることだった。


       
                       あれ~、すまして小説みたいじゃん。


                                       さぶっ。


   私の人生のなかで 一番きつかったのは この地で数年間過ごしたことだった。


      教師になることが 小学生の頃からの夢だった私は 夢が叶い


      天にものぼるくらい嬉しかった。けれど 現実は甘くはなかった。


        教師としての資質に欠け 自己嫌悪に陥った、よって撃沈 。


        それでも 人懐っこく純朴な生徒達に 心底 救われた。


        また 所帯持ちの先輩教師達は 皆 やさしかった。


        けれど 同世代の教師はひとりもおらず 寂しかった。



        続きは  いつか書くことにして・・と 。


    ひとつ言えることは 若いときの苦労は過ぎてしまえば どうということはなく


    買ってでもしろ・・ということでしょうか。(いや、できれば買いたくない ('◇')ゞ)


    なんだか くだらないことを綿々と書いてしまいました。お許しください。
                

                   


          きょうお誕生日のかたおめでとうございます


           おつき合い頂きありがとうございました



                   画像 Pixabay