美術の時間
小学生の頃、叔母が教師をしていて音楽と美術を教えていた。
この叔母、私を捕まえては 絵を教えたがった。
まんがを描くのは好きだったけれど 本格的な絵、それも油絵 ( 油彩画 ) を
描くのは まったく興味が無かった。
けれど、スパルタ教育のおかげで 県の美術コンクールで優勝した。 まぐれで。
なので、その後 絵に興味持ったかというと、全く持たなかった。
「好きこそものの上手なれ」で 好きであればこそ 上手になるというもの。
好きじゃなかった。
叔母をがっかりさせたのは言うまでもない。
( 余談だけれど 叔母は独身で、私を養女にしたかったらしい )
絵と言えば 中学生の頃 美術の授業で 校外授業があった。
それはそれは 楽しいものだった。 先生の目を逃れ だんご状態?になって
絵もろくに描かず ダベリング ( そんな言葉はない。私の造語 、おしゃべり)
誰と誰が怪しいだのって そんな話題で盛り上がった。
完成しない絵を見て 先生は 『なんじゃこりゃ~』とは言わなかったけど
『 これだけしか描けなかったのか 』と、憮然としていた。
一方 だんご達は 「みんなでやれば恐くない」状態だった。
今思うと、呆れた中学生だったね 。
読んでいただき有難うございました
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