風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

昔、ウツになりまして・・

   


                                ・・・20年前の話です


             


            ある日、1本の電話から ウツ が始まった。
            


            息子が、幼稚園時代に知り合ったマー君(仮名)の
            お母さんからの電話だった。


 
            話は 更年期の話になり
            彼女のかかりつけのお医者さんが


 
           『更年期になったら、体に出る人と
            頭にくる人がいる』と言ったという。


 
            体調が悪くなるのはわかるけど
            頭にくるってどういうこと?



           「精神状態が『ホルモンの関係で
               ダメージを受ける』んだって」
             精神病になるんだって」と。
          
          
              この言葉を聞いてからというもの
              頭から離れなくなってしまった。



              つまり、ウツになる ウツなる・・と
              おかしな話 ウツになるという 強迫観念に
            陥った。(れっきとした病名があるようです)



            夫に言ったところ『うるさい』とはねつけられた。
              だらだらと寝転び、食事の支度もできない私だったから
              怠けていると思ったらしい。



              これが、悪化の一途を辿ることになった。
              このとき話を聞いてくれたら。
              そっとしておくか 外へ連れ出してくれたら
              ウツにならなかったと思う。



               また ウツの時は、過度に励ましてもいけないし
               叱りつけてもいけない。
               そっとしておくのが良い。



                                           私の場合、不安と恐怖のどん底で
               思考もままならず 痩せていった。
            とにかく、脳が疲れていた。


                                    
                                             この時、つくずく夫婦の会話が重要だと
              思った。





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