風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

不仲なわけ

   


                                           


            子どもの頃、人懐っこいと言われた私は  


        道路工事をしているおじさんの傍に行き しゃがみこんで


        仕事の様子を 飽きもせずずーっと眺めていたという。


        好奇心旺盛な子どもであったらしい。



        そんな私が小学生になり  自分で言うのはおこがましいのですが


        (この流れで必要なので使わせて頂くと) 成績が良かった。


        年子の妹が 職員室へ行くと 私の担任教諭がこう言ったという。


        『お姉さんが優秀なのに あなたはねぇ、・・・』と。


        これに 深く傷ついた妹は その後 私に恨みにさえ似た感情を


        ずーっと持ち続けたという。 きっと私は 得意げにしていたのかも。


        
        大人になって、父の葬儀のとき 険悪な事態が発生した。


        妹は 参列者に(といっても 親戚より 少しばかり親密な関係の人に)


        お花を分けて上げていた。 誰も手伝わないことに ひどく腹を立て


        ( とは言え 姉妹・居合わせていた達 それぞれに することがあった )


        持ってきたカレーを シンクにぶちまけた。 これに気づいた私は


        妹を叱責した、そこから 前述の話が出てきて 事の真相を知った。


        この間、40年もの歳月が流れたことになる。


        不仲だと思い込んでいた私は やっと 一筋の光が差し込んだような


        感覚に陥った。 妹は 表面上 長いあいだ平静を装っていたので


        全く分からなかった。 もっと早く話してくれたら良かったのに・・。


        真相が分かったけれど なんとなく妹には 避けられている。


        その証拠に 一本の電話もかけてこない。 寂しいことに。


        私からは かけるけれど。 もっとかけて上げて・・って⤴


        



           「心はカラっと、ひとづきあいは サラっと 人生はさっぱりと」




読んでくださり
ありがとうございました