風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

孤独 / お弁当で元気に!



     
  春は出会いのときでもあるけれど


  別れのとき でもある。


  肩書きのある人が退職して肩書きがなくなった途端


  クモの子を散らすように 人が去っていったという。


  孤独になったけれど、ご縁を待つ時間だと


  認識してから 孤独は恐くなくなったという。


  



さて、私も夫が他界し、息子たちはそれぞれ家庭を持ち せいせ・・いや寂しくなった。


孤独な生活になってから、13年も経つというのに 同じ場所でぐずぐずしている。


ご縁を待つ時間が 長すぎたかなぁ。



先日、 お嫁さんは仕事、息子は有給をとって 車の掃除やら修理やらをしていた。


で、息子は 単身赴任先へもどることになっていたので お弁当を作ることにした。


お弁当作りは、息子が高校生の時以来だから 30余年ぶりになる。


ブログをやっていて良かったと つくづく思った。


皆さんの作られたお弁当や、お惣菜が頭に浮かんだから。


色どりよく出来上がった。ちょっと和菓子も添えてみた。(茶々さんのマネをして)


思えば、息子が高校生のころ部活があり、朝5時に起床して作っていたお弁当は


お昼には 見るも無残に 片寄っていたという。


それでも、文句ひとつ言うわけではなく、友達から『ひでぇ~、ぐちゃぐちゃじゃん』


と言われたと言う。


そして 『味は最高じゃん』と言われて つまみ食いされた・・とか。


それが誇らしかったと 高校を卒業してから 言った。


もっと早く言ってくれたら良かったのに。  時すでに遅しだね。


また 反抗期のさ中、お弁当だけが接点のときもあったっけ。



孤独のなかにも、思いがけずお弁当作りをして 嬉しかった。


ここだけの話、孤独は苦になりません、マジで。 孤立が恐いけどね。


これから益々陽気も良くなるでしょうから、どれ、少しは羽ばたこうかな。


                        
                  読んでいただき  ありがとうございました


                          ではこのへんで・・・またね
                                                                                                 

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