風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

親は遠きにありて思うもの

    


『故郷(ふるさと)は遠きにありて思うもの』
          ー室生犀星ー


ならぬ 親は遠きにありて思うもの・・。


親の有難みは遠くにいた方が良く分るもの。


遠く離れたところにいる息子は一緒にいると
腹が立つことばかり言うけれど


離れていると優しい言葉をかけてくれる。


一緒にいると鬱陶しく思うのでしょう。


先日、私が電話で
『コロナにかかって死ぬかも』と言ったところ


『あと10年20年は生きてくれよ』という
優しい言葉が返ってきた。


しかし同居している息子は優しいけれど
たまに(-"-)ムカつく言葉を放つ。


当たり前と言えば当たり前かな。
神様じゃないんだから。


私はどうかと振り返れば  右に同じ”だものね。


親に向かって 反抗することは無かったものの
心の中では鬱陶しく思ったこともあったもの。


今、先が見えてきて あまり腹が立たなくなってきた。


親の方も 息子は遠くにいてくれた方が良いと思う。


朝から何を こ難しいことを考えているのかな。


さてエンディングノートでもつけなくては。