花の色は移りにけりないたづらに

          我が身世にふるながめせしまに

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ー 小野小町 ー
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※　小野は姓、小町は名前ではなく役職名だそう

長雨が降っていた間に、桜は儚く散ってしまいました。私の容姿も衰えてしまったのです、物思いをしている間に。　これ　現代語訳です。

歌人 小野小町が『桜の虚しく散ってゆく様子』と『経年による自身の容姿の衰え』を
重ね合わせて　詠ったとされています。

小野小町って世界三大美人のひとりと　言われていますよね。　

でも、　当時その姿を描いた絵や彫刻は　　現在　存在しておらず、

後世に描かれたものも、　後姿のものが多いのです。

後姿美人は　わんさか　いるわさ、と　いちゃもんつける私って、素直じゃないなぁ。

「花の色は・・」の花は、　「桜」を表すそうですよ。　前出しましたね。

日本の桜前線が　　北上してくるのも　そう遠くはなく、　楽しみです。

しかし、平和な日本に生まれて　平和ボケをしている間にも

ロシアのウクライナ侵攻は　今なお続いています。防空壕での生活も　長期に及んで・・

疲れ果てているのでしょうね、　本当に　心が痛みます。

一刻も早く　終戦へと向かうことを　願わずにはいられません。

あれ？　小野小町の話から　　戦争の話へと　大きく　脱線しちゃいましたね。

そぼ降る雨を見て　一首・・といきたいところですが　　そのような才能は　皆無だし。

せめて　小野小町の　憂いのある歌でも　かみしめておきます・・か。

  花より団子？

　　　　　　　　　 　きょうお誕生日のかたおめでとうございます

　　　　　　　　　　　　　　　　   素敵な一日になりますように。
                                                                                                                              【イラストAC】
　         

　　　　　　　　　　　　地震　大丈夫ですよ～
                           ご心配いただきありがとうございます。