風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

姉よ、あんたは強い

   

                    
                
   がんの宣告を受けた姉のお話ですが
    暗くはない (たぶん) お話です。


         こんな人間もいるんだと思って下されば
    幸いです。



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姉が、がんの宣告を受けたのが 去年の11月。


一瞬 顏に動揺の色が走ったけれど また 何でもなかったかのような落ち着きを


見せたという。 ( 姉は 県外に居住 )


一か月は持たないだろうと言われた ステージⅣ 。


             


    あれから 半年の月日が流れた。


     
夫にあたる人は 認知症の症状が出て 施設へ入居。


姉は だだっ広い家の中で、ひとり 病と闘っている。


寂しい思いをしているのではないか と思いきや


結構、気楽に過ごしているように思われる。 


寂しくないように、気が紛れるのではないかと  電話をすると


     『 がんに負けてたまるかと思って   いるの。』とか
  
     『 草取りをしているの 』


     『 毎年 咲く花を植えたいから教えて 』と 気丈だ。


その メンタルの強さは どこから来るのだろう。


私なら もう とうの昔に 鬱になっていただろう。


姉の ポジティブな性格が 周囲を安堵させる。


心配させまいと 思っているのだろうか。


しかし 『 どうせ 死ぬのなら お金を使っちゃえ 』と 楽観的だ。


そんな姉だから まだまだ 生きてくれるだろう。


私にできることを 悔いのないように やってあげられたらと 思う。


 コロナ禍の折、顏を見に行けないのが 残念で もどかしい。




   姉には 励まされます。
  頑張れ~!                           【イラストAC】


              きょうお誕生日のかたおめでとうございます


               頑張って生きていきましょう!