こんな生き方もある
友人A子は 夫のたび重なる浮気に辟易していた。
ある日、外出から帰ると そこには浮気相手がいた。
堪忍袋の緒が切れて 離婚を決意したけれど
すぐには行動に移さなかった。
ふたりの息子が高校を卒業するまでは、と堪え
予定どおり卒業してから 離婚に踏み切った。
画像はフリー素材です。
A子は パートに出始め、そこで知り合った男性に見染められて 同棲を始めた。
幸せそうに見えたが、そうではなかった。
彼は、白と言ったかと思うと黒と言い、黒と言ったかと思えば白と言う。
それを指摘すると 烈火のごとく怒りだし何日も口をきかないという。
なので、余計なことは言わないようにしているという。
何が楽しくて一緒ににいるのだろうと思うけれど 生きていくためには
砂を噛むような思いをしてでも 堪えるしかないようだ。
『山に捨ててきたら?』と私が言うと 『そうしたいけど、そうもいかないでしょ』と
笑う。 そして、『 A子は ナイトゲーム付き家政婦だね 』と言うと、溜息をつく。
さて、私はというと 夫に先立たれたけれど、気楽に過ごしてしる。
だから 『早く来い』と言わないでね、と仏壇に手を合わせている。
敬老の日のプレゼント、
肩当てはいかがですか。
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