ぶっ飛びました友人の死 (回想記)
お正月ボケをしている私に
ガツーンと、訃報が飛びこんできました。
8年前の1月2日のことです。
早速、弔問に出かけました。
白い布に覆われた彼女の顔を見るため 布をはずすと、
そこには眠っているかのように安らかな顔が ありました。
涙が止まりません。
生前 彼女は死ぬことに対して
『 私は勝気だから 皆んなより先に逝かなきゃ
気がすまないの~。』 なんて冗談を言っていました。
それが、現実になってしまって・・。
いろいろ思い出して 泣いて・・・。
泣いても スッキリしません。
4歳のお孫さんが、『おばあちゃん、どうして冷たいの~? 』
と、私に尋ねてきます。それで、涙が止まりました。
なんと 説明しようかと思いましたが
『あのね、遠いお空に行っちゃったからなのよ』
と応えるしか 言葉が出てきませんでした。
かねてから、 病気がちで その病気は5本の指で数えても
足りないくらいでした。病気のデパートのような人でした。
しかし、病気と闘っていた彼女は 明るい人でした。
常に前向きで、落ち込んでいる私を 逆に慰めてくれるような
人でした。
いつもは人前に出て来ない シャムネコが
辺りをグルグル歩き回っています。
ご主人の居場所を探すかのように・・・。
お正月 早々 縁起でもないお話をしてしまい
申しわけありません。
コロナの勢いが止まらない昨今です。
100人のうち99人が注意を払っても、残りのひとりが気をつけないと
なんの意味もありません。
自分を大切に また周囲の人を大切に という思いを込めて
執筆しました。
読んでくださって有難うございます。
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