風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

五十歩百歩かも・・

                         



                                 ♬ もしも~ わたしが~ 家を建てたなら~
                                   小さな 家を 建てたでしょう ♪


        この歌を ご存知でしょうか? 小坂明子さんの歌ですよね。


        「あなた」 カラオケで よく歌いました。




    ところで 



    27年前、今住んでいる家を購入しました。


    建売住宅で、展示場をあちこち巡ってお気に入りを見つけました。


    展示場の入り口に 訪問者の名簿が置かれてあるのですが


   夫は 業者の人が 『お名前をお書きになってください』と促しても


  『いやっ』と吐き捨てるように言って 書く素振りを見せなかったんですよね。


   ここまで あからさまに意志表示ができる人間は、 夫だけかも 。


   当然、 係のかたは 唖然としていました。



        家を購入するにあたって いろいろ打ち合わせがあって


        それが うら若き女性だったものだから 夫は大喜び。


        鼻の下が ビローンをのびた いわゆる チューリップ状態。


        これには 私の 心中は穏やかではなく 活火山並み、怒り心頭。


        いわゆる 嫉妬というやつですよ。


        会社帰りに打ちあわせだと言っては 夫は 遅い帰宅が続いた。


        (本当に、打ちあわせだったのか~? るんるんしちゃってさ・・)



        でも でもですよ、 今度は夫が 嫉妬の火を燃やすことになった。


        所長と 私が 笑いながら世間話をしていると


       『 所長に会えるから いいね』と 所長の前で 夫が言い出した、


        意味深長に 執拗に。   ( 何だ何だ~? と思ったものですよ )


      思うに 夫の嫉妬心は 私の嫉妬心より 嫌味だなと身をもって知った。



        嫉妬といえば 昭和の初期 「阿部定事件」というのがあって


          これを知ったとき  衝撃と戦慄が走ったものです。


             ここで 書くわけにいかないので 割愛しますが


        知っている人は 知っていますよね (  あたり前か・・)



      というわけで 夫と私、どっちも どっちもだなと 可笑しくなりました。


      ( もうすぐ夫の13回忌・・仏前に、制限されていたお酒を供えよう  )


                                                          


                                  きょうお誕生日のかたおめでとうございます


             楽しい一日になりますように