風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

令和版「おしん」

                                  

                                                                                                                           画像 pixabay



        美容院の窓辺に ゼラニュームの鉢植えが置いてあった。


    昼の日差しを浴びて、心なしか伸び伸びと背伸びをしているように思われた。


    そんな時、 ハスキーボイスの男性が 『パーマをかけたい』と言っている。


    マジで? そう 真面目にパーマをかけたいと言っている。


    今どき 男性がパーマをかけるのは 珍しくもなんともないことだけど。


    そう言ったあとで、さめざめと泣き始めた。 うひゃ~! なになにぃ。


    何が始まるのかと 耳をダンボにして聞いていると


    二階で 熱があるから寝ていたけれど、お腹が空いて階下へ降りていくと


    姑に『 飯を食うのか?』と言われたという。


  要するに 家事もせずに横になっているだけなのに ご飯だけは食べるのかと


  言われたようで、 悲しく虚しくなったという。 令和版 「おしん」だね。


  ( 飯ぐらい気持ち良く食わせろ~!壊れた。 だから姑の点数が下がるのだよ! )


  
  会計を済ませようと立ちあがり 「おしん」を見たところ男性ではなく 


  ピンクの靴下をはいた奥さんふうだった。 声だけで男性と判断しては×だね。反省。



                

                 
                がんばれ「おしん」


            きょうお誕生日のかたおめでとうございます


                ご訪問感謝いたします