風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

医者だって人間



最近、 朝 目が覚めると 口の中が異常に乾くので病院を訪れた。


夫が 同じような症状で  糖尿病だったため心配になった。


医師に通される前に 看護師さんの予診があった。


とても感じのよい看護師さんだった。


予診を終えて いざ 本番、 医師のもとへ 。


『 宜しくお願いします 』 と言っても、< 医師は 返事を返さないものだ > と


何かで聞き知っていたので、なんとかして 声を聞きだそうと 試してみたくなった。


『 おはようございます 』とか 『 こんにちは 』は OK なんだそうだ。


そこで 『 こんにちは 』 と言ってみた。


ノーリアクションだった。  <あ・ら・ら>


< おかしいな、私の見聞は たいしたこと無かったのか・・・まっ、いいか。>



医師 『 お薬手帳を持ってきましたか?』 


私  『 いいえ、忘れました 』  


医師 『 あ~ぁ・・・』      < こいつ 、いや  あなた何しに来たんだよ、という素振り>


私  『 国保の健診で 甘い物は控えるようにと言われたんですけど 』


医師 『 国保の健診では 糖尿病の検査はしないもんだよ 』


   またもや 『 あ~ぁ・・・』 


   < 腹が立つというより面白くなってきた。>


医師 『 その時のデータを持って来ましたか 』


私  『 いいえ 』  < 持参するものだとは つゆ知らず。>


医師 『 あ~ぁ・・・』


私と 医師との 『 あ~ぁ・・・』 合戦、 攻防?は 続いた。



口が乾くのは、空気が乾燥しているとか 口呼吸で乾くと踏んだ医師は


検査の必要性は ないと判断したらしいが  必要性は 十分あった。


このことで 医師は 態度を軟化させた。 < ねっ、だから疑ってかかってよ >


結局 糖尿病予備軍と診断されたけれど 薬の服用は 必要ないということだった。


『 食事と運動に励むように 』との  ありがた~いアドバイスを頂いて帰宅した。


おもしろかった・・・マル。 < ヤな患者 >





               きょうお誕生日のかたおめでとうございます


      読んでいただき有難うございました。