風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

書くなら・・

暑中御見舞いではなく 残暑御見舞いですね。


季節の移ろいは  寂しさへの序奏でもある。


秋って 一番いやな季節なんですよね、もの悲しくて。


暑さから解放されて 安堵の思いを五感で味わう 良い季節なのに。




小学6年生の ある 秋の朝、 初潮を迎えた。


二階から下りてくるなり、 炊事をしていた母に 『なんか ウンチをしたみたい』と


言ったとき 『あら、お目出度いわね、お赤飯をたかなきゃ』と言われた。


何が おめでたいのか さっぱりわからなかった。


ウンチのようなものは 血液が時間を経て 黒く変色したものだった。


『月に一度 やってくるのよ、大事にしなきゃね』と言われ 愕然とした。


毎月? 忌々しい。


痛くも痒くもないけれど 厄介な世界へ足を踏み入れたと 思った。


女の階段を 上り始めた瞬間であった。


今では  そんな もの があったっけ?と  懐かしく思いを馳せる もの になった。



     


     

                  
                  秋明菊



          今日がお誕生日のかた おめでとうございます。
              

              読んで頂き 有難うございました。