風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

手紙

       

       



                         



        ル・クプルの 「陽だまりの詩」が   TVから流れてきた。



      大学受験を控えていたある日、当時おつき合いしていた彼から


     『受験が終わるまで、コンタクトを取らない』との手紙。


      (  遠距離恋愛中だった。)


      今思えば 当然のことだと思うけれど


      恋に恋する年ごろの私は、ふられたと思い大泣きした。


      しかも その手紙を持って 階段を下りようとした時


      ジェットコースター並みに  階段から滑り落ちた。


      しかも 一段一段というのではなく・・・なんと表現したらいいのかな


      段の 角角を直線で結ぶように すべり台の如く一直線に落ちてきた。


      その音に家人は驚いて ふっ飛んできた。


        そんなことがあって、受験をすませた私は 見事?に不合格。


       その後 彼は 彼を紹介してくれた友人と 結婚した。


       やっぱり あの手紙は 「別れる」ことを示唆したものだった。


       あ~、ばかったれだなぁ、泣いて損した~。それだけ純粋だったんだね。


       赤子の手をひねるかの如く まんまとやられたのである。


       というより 遠距離恋愛は実らないなと思った。


       (すみません、遠距離恋愛中のかた、気を悪くしないでくださいね)


      やっぱり 身近にいる人に男性は惹かれるんだ~と 思い知らされた。


     (またまた 気落ちのするようなことを・・ごめんなさい)


     かくして 「若いときの失恋は買ってでもしろ」いやいや ちがうちがう・・


     「若い時の苦労は 買ってでもしろ」だったね。('◇')ゞ


     「失恋は 人間を優しくする」 これ 座右の銘にした。


     「陽だまりの詩」を聞くたびに 切なくなるよ~~~。


        
      ♬ 出した手紙も~ 今朝ポストに~ 舞い戻った~ だっけ  ?





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