風に吹かれて

日常の出来事、思い出、などを綴ります

ひとり


  

                                   


     
                                    結局のところ クリスマスはひとりだった。


          ふだんは 贅沢なことに ひとりが快適なのに 


          イベントがあると 惨めに寂しく感じる。


          世の中には そんな思いをしている人が


          沢山いらっしゃるんだろうな。 




          ここからは・・


          癌で闘病中の姉のことを書きます。


          気が滅入るかも知れませんので ページを閉じられる方は


          今のうちに どうぞ。 



 
          ひとりと言えば 姉は病院のベッドの上で ひとりだ。


          コロナの影響で妹達の面会も許されてない。


          姉は どんなに心細い思いをしているだろう。


          それでも癌でなければ 気丈な姉のことだから


          現状を素直に受け入れているだろう。


         
          
          6月に亡くなった旦那さんの遺言書の作成にメドがつき


          疲れと安堵が入り混じったのか 精も根も尽き果てたようだ。


          その途端 食事を受け付けず、点滴で命を繋ぐことになった。


          『わたし もう 駄目なのかなぁ』と 漏らしているという。


          県外にいる私は 電話で励ましてきたけれど


          今では かける言葉が見つからない。


           
           
          妹が姉の容態を伝えてくれるけれど


          最近では 携帯が鳴るたびにドキっとする。





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読んでいただき
ありがとうございました。